古医書からみる、よもぎ蒸し

韓国の伝統的なよもぎ蒸しには、漢方の入ったお湯を沸かして、その蒸気を皮膚や粘膜から吸収する方法、薬草を燃やしてその煙を浴びる方法の2種類があります。韓国では薬草をお湯で沸かして蒸気を浴びる方法が一般的で、冷え性・むくみ、美肌などデトックスや体質改善を目的として愛用されています。蒸しタイプは一番早く効果が出やすいので、妊活や温活、美容などの目的として若い層に人気があります。

韓国の「東医宝鑑」(とういほうかん、朝鮮時代の第一の医書、許浚著)に、よもぎは体を温めて、冷えを追い出すと記録されています。当時は薬草を燃やす「焼烟薫之」という治療方法が行われていたという記述があり、女性向けの婦人科漢方としても愛用されていました。

中国明時代の医書で、その理論や実用性を重視した「景岳全書」(張景岳著)には蒸慰法が記録されており、薬草をお湯で沸かす治療方法が書いてあります。また、中国漢時代の金匱要略(きんきようりゃく)には「外陰洗滌、陰中納薬、肛門導入」などのよもぎ蒸しの方法を紹介しています。

こうした記録から、よもぎ蒸しは韓国だけではなく、中国でも昔から愛用されている民間治療であることが伺えます。

★よもぎ蒸しなら、漢方よもぎ蒸し自由が丘、ビヒエステ★いろいろなお悩みや体質に対応させていただいておりますので、お気軽にお問い合わせください♪
冷え性改善協会認定の「よもぎ蒸し指導師」が対応させていただきます。