チネイザン(氣内臓、腸セラピー)ご質問

一般的なお腹マッサージーとチネイザン(タイ古式お腹リンパマッサージ、氣内臓)は何が違いますか?

チネイザンは、内臓と心配・喜び・悲しみ・怒りなどの精神がつながっているという概念で、腹部臓器に直接アプローチします。例えば、喜びは心臓、心配は胃や脾臓に、怒りは肝臓や胆のう、悲しみは肺や大腸、恐れは腎臓や膀胱など、私たちの全ての感情に、それぞれ対応した臓器が存在します。チネイザンは内臓を整える事で、内臓に溜まっていた負の感情を解放し、自然治療力を高めるセラピーなのです。

ビヒエステ自由が丘のチネイザン(腸揉み、お腹リンパマッサージ)の特徴は何ですか?

むくみ・冷え性を専門とした「冷え性改善協会」から認定された「冷え改善指導師」の資格を持つスタッフが施術しております。専門的なアプローチでリラックスできますのでご安心ください。また、チネイザンは痛いというイメージが強いですが、当店のチネイザンは、ソフトタッチであまり痛みはありません。施術中にあまりの気持ちよさに、すぐに眠ってしまう方が多いです。

チネイザンにおける、内臓と心の関係を教えてください。

内臓は食べ物だけではなく、日々抱く感情というエネルギーも集まり、処理されます。過剰な感情は、消化不良になり気の乱れを起こします。気が上手く流れなくなると、お腹の周囲にしこりやもつれが生じやすくなり、徐々に心や身体の健康を損ねてゆきます。長年蓄積されてきた心身の緊張や不安感、ストレスなどが障害となって、腹部に集まる神経系や血管、リンパ腺等にもつれが生じます。そうなると、それらを巡る生命エネルギー=気の循環が悪くなってしまいます。こうしたネガティブな感情も、お腹に触れ、コリをほぐしていくことで、不思議と心も解放されていきます。

 

足裏と同じように、お腹にも反射区があると聞きましたが。

あります。反射区とは、末梢神経が集中している場所で、ここを押すと、内臓や器官が刺激されます。お腹に臓器と関わる反射区があり、チネイザンはその反射区と合わせて内臓の場所を直接マッサージしますので、より効果が高まります。

チネイザン(お腹リンパマッサージ)はどんな方にお勧めですか?

なんとなく元気が出ない、なかなか夜眠れない、お腹が冷えている又は硬い、病院では「異常がない」と言われたが体の不調を感じる、将来のために健康を守りたい、心を安らかに保ちたい、よりいきいきと生活をしたい、そして、冷え性、脚のむくみ、妊活・不妊、更年期障害などが気になる方にもおすすめです。

チネイザンという腸セラピー(腸もみ)を試すべきかどうかわかりません。

自分のお腹を触ってみるのはいかがですか。仰向けになり、お腹の力を抜いて、呼吸を楽にして、お腹を触ってみましょう。硬くなったり、冷たくなっていませんか。少し圧を入れたら、どこか張ったり、苦しかったりしていませんか。健康なお腹は柔らかいものです。そしてチネイザンは、異常を感じなくても、健康を保つための日頃の管理としてオススメです。

どのくらいのペースで通えばいいですか?

個人差や目的によりますが、初めは週1回ペースで、5~6回程度お受けいただくと体質改善されやすいです。お腹の基本的な箇所(小腸、大腸、肝臓、胃、脾臓、腎臓、肝臓など)のセラピーを行い、お腹の緊張や張りを柔らかくして、全体のバランスを整えるためです。その後は体の様子を見ながら、月2回をお勧めしております。1回でもその気持ちよさは体験できますので、是非お試しください。

妊活中ですが、腸セラピーは週何回ほどがおすすめですか?

妊活の方は、初めは集中的に週2~3回通っていただいてから、週1回ペースが効果的と言われています。時間がなかなか取れない方は、週1回ペースでお受けください。個人差があり、妊活方法や不妊治療方法などにもよりますので、詳しいことはお気軽にご相談ください。

冷え性だと不妊になりやすいと聞きましたが。

「冷え症」は、自律神経系の乱れによると言われています。女性ホルモンと深く関わっている視床下部は、自律神経系のバランスも調整しています。自律神経が乱れると、女性ホルモンのバランスが乱れ、卵巣機能の低下・障害を起こしてしまいます。冷え症を改善して、本来の健康な体に戻すことが、不妊を克服する近道です。チネイザンで内臓や腸内環境を整えることで、より効率的に冷え性を緩和できます。

デトックスしたいのですが。

リンパ節は、血流により全身から毒素を回収します。臍(へそ)の近くに大きなリンパ節があり、臍周りが硬いと、毒素が蓄積されている場合があります。すると細胞の毒性が高くなり、細胞が破壊されることがあります。チネイザンは腸をほぐすので、解毒効果が高いものと言われています。また歩いたり運動することで、筋肉がリンパを刺激し、リンパの流れがよくなります。

首や脇周りのリンパが腫れやすいのですが。

基本的に、首や脇周りのリンパが腫れている時は、リンパマッサージをしてはいけません。心臓のドレナージ(排出)部と近いので、病原菌が血流内に進入し、全身に広がる可能性があるからです。しかし、腹部のリンパ節は大きく、数が多く、また心臓のドレナージ部から離れていますので、お腹マッサージはしても大丈夫です。首や脇周りと違い、腹部はリンパ系を処理する機会があり、腹部のリンパ節をほぐすことで免疫システムが向上します。首や脇周りのリンパの腫れやすい方は、普段から内臓ケアや、全身のリンパの流れをよくするとよいでしょう。

腰痛が気になりますが。

腰痛には様々な原因があります。お腹が張ったり、毒素が蓄積されると、神経、筋肉や腱などが圧迫されます。そうすると、まっすぐ姿勢を保つことができず、左右の腹筋の間に筋肉の張りや緊張の差が生じます。そのようなことが原因で、坐骨神経の痛み、脊柱の位置のずれや、脚の不揃い等、体の歪みが生じ、腰痛になってしまいます。その対策として、チネイザンはお腹の張りや腰の筋肉を和らげ、左右のバランスを取り戻すように働きかけます。また、歩くときに脚だけを伸ばすのではなく、お腹に力を入れ、体を真っ直ぐにし、全体的なバランスを取りながら歩くことで、腰の筋肉のストレッチ効果、マッサージ効果があります。

生理不順ですが。

生理不順には様々な原因がありますが、食事や生活の乱れ、ストレス、最近は環境ホルモン(内分泌攪乱化学物質)の影響でホルモンバランスが崩れやすく、生理の異常につながってしまいます。生理は「脾臓(胃腸系-不規則な生活)、肝臓(自律神経系ーストレス)、腎臓(ホルモン系)」という内臓が深く関わっていると言われています。これらの臓器の機能が衰えると、生理不順を引き起こしてしまいます。お腹マッサージで、これらの臓器や子宮をケアし、お腹の緊張を緩めて、内臓同士の連携を高めることで、症状が緩和されると言われています。

更年期障害が気になりますが。

東洋医学では、更年期は卵巣の老化で、女性ホルモンの分泌レベルの変化(特にエストロゲン(卵胞ホルモン))によるものだと言われています。これは年齢に伴い、ホルモン系と深く関係する腎臓と、自律神経をコントロールする肝臓の働きが低下することで起こります。チネイザンは、お腹の上から腎臓や肝臓に優しくアプローチし、内臓ごとにほぐしていくお腹マッサージです。また心理的な要因も考えられます。適度な運動をし、正しい生活リズムを取り戻すことでストレスを軽減しましょう。好きな音楽を聞いたり、健康茶を飲みながら、ありのままの自分を褒め、楽しむのはいかがですか。

チネイザン(腸セラピー)を受ける前に食事をしたいのですが。

施術時間の1~2時間前は、お食事(お水やお茶は可)を控えてください。また念のため、施術当日は、お酒や刺激が強いものの飲食は注意してください。

チネイザンを受けている途中に、急に咳がでてしまいますが。

施術中に咳が出て止まらなくなる場合があります。それは「邪気」の排出サインで、内臓ケアすることで、そこにこもっていた負の感情が出ていくと言われています。何回かお腹マッサージを受けると、このような症状は次第におさまっていきます。施術中でも、お水をゆっくり飲むと落ちついていきます。

チネイザンを受けている途中に、急に涙が出て止まらなくなってしまいましたが。

施術中に涙が出て止まらなくなる場合があります。嫌なことをされても、自分さえ我慢すれば丸くおさまると思うなど、自分の本当の気持ちをあまり言えない方によくあります。特に肺にアプローチする時です。東洋医学では、肺は悲しみを蓄積すると言われていて、その感情に触れて涙がほろりと出てきます。施術中でも、家に帰っても、涙をありのまま流すことで、心が浄化されていきます。チネイザンは内臓をほぐし、心もほぐす、という素晴らしいものです。自分の感情を大事にして、素直に表現することで、よりわかり合えると思います。

チネイザンは好転反応のようなものがありますか。

全ての方に起こるわけではありませんが、チネイザンは他のお腹マッサージと比べて、その効果が非常に高いため、溜まっていた毒素を外に排出しようとして、一時的に好転反応が現れる場合があります。期間:施術した次の日から3日程の間/体調的な症状:お腹の筋肉痛、風邪のような症状、だるさ、頭痛、腹痛、下痢、吐き気、めまい、蕁麻疹、体のどこかが痛む、のどが渇く、トイレが近くなるなど/精神的な症状:内臓に溜まっていたネガティブな感情の排出。もちろん好転反応が全く出ない場合もあり、個人差があります。

なぜこのような症状が出ますか。

これはデトックス(解毒)する為に、溜まっていた毒素を、一度表面に出す必要があるからです。特に冷え性・低温体の方、自分の感情をあまり表に出さない方は、敏感に感じる場合があります。時々この好転反応で、もう二度と受けたくないと思う方もいますが、何回かの施術後に、心身共に快適な状態に向かいます。すると、今までストレスが原因で行っていた行動をしなくなります。例えば、気持ちがイライラする、甘いものを食べる、お酒を飲む等。

チネイザン(お腹リンパマッサージ)後に、好転反応が出たら。

できるだけ安静にし、常温、又は温かいお水か、お好きなお茶(ノンカフェイン)を多めに飲んでください。2、3日でおさまる事がほとんどですので、無理をして薬などを服用する必要はありません。ただ冷たい飲み物は控えてください。

チネイザン(腸セラピー)を受けた後は、

施術後は、血液やリンパ管内に毒素が溶け出し、ダルさや眠気が生じることがありますので、できるだけ安静にし、毒素を排出するために、常温、又は温かいお水か、好きなお茶(ノンカフェイン)を多めに飲んでください。施術後1時間ほどは、食事を控えたほうがよいです。そしてなるべくゆったり過ごしてください。

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